四川省公安庁(警察)は22日、公式ミニブログを通じ、成都双流国際空港で20日午後3時~4時、飛行禁止区域で不明飛行物が飛んでいるのが見つかったと発表した。不明飛行物はドローンとみられ、同庁は航空の安全にとり深刻な脅威だっただとして、捜査を始めた。中国新聞社が22日伝えた。
同庁は、飛ばした者は速やかに自主的に警察に出頭し、説明するよう呼びかける一方、事情を知る者の情報提供を歓迎するとした。情報が真実なら、提供者に1万元(約16万円)の奨励金を支給する。
同空港では昨年5月末にも、滑走路付近の成都市龍泉区でドローン1機が飛んでいるのが見つかり、離着陸を予定していた55便が遅延などの影響を受けた。
警察が龍泉区一帯を捜査したが、ドローンを飛ばした者は見つからなかった。