ミャンマー北東部で武力衝突、難民数千人が中国へ

 中国雲南省に隣接するミャンマー北東部シャン州コーカン地区で政府軍と地元武装勢力の衝突が起き、中国政府筋はこのほど「武力衝突の影響で住民数千人が中国に逃れた。6日には約30人が死亡した」と述べた。米政府系放送局ラジオ・フリー・アジア(RFA)が8日伝えた。

 中国外交部の耿爽副報道局長は、この問題で記者の質問を受けたが、避難民の数や死傷者数への言及を避けた。
 また、衝突の際、地区内の賭博場が武装勢力に襲われて8人が射殺され、この中に中国住民2人が含まれていた。

 コーカン地区でこのほど、地元武装勢力が現地の「錦江賭博場」を襲撃。賭博客を殺害した上、人民元5000万元を奪い逃走した。その他の賭博場、ホテルが襲われ、従業員約400人が連れ去られた。

(参考)http://www.rfa.org/mandarin/Xinwen/e-03082017113523.html

タイトルとURLをコピーしました