米大統領補佐官、「中国非脅威論」の誤り主張、中国が戦略的ミスリード

 セバスチャン・ゴルカ米大統領補佐官はこのほど、ヘリテージ財団で講演し、米国が過去数十年、「中国は脅威でない」という戦略的に誤った情報の害を受け続けた結果、中国共産党という巨人による他国への横暴を招いたと述べた。米公共放送ボイス・オブ・アメリカ中国語版が伝えた。

 ゴルカ氏によると、中国は過去数十年、米政権上層部に対する「戦略的ミスリード攻勢」に成功。米国は一貫して、自国の安全への中国の脅威を軽く扱おうとしてきた。同氏は「私は早い段階でこのことに気づき、中国の脅威について知らせようとしてきた」と述べた。

 ゴルカ氏は「米国にはずっと、中国との貿易が中国の改革をう促すという論調があった。しかし、これまでのところ、成果を挙げていない」と指摘した。

 ゴルカ氏は先に、中国によるメキシコへの自動車工場を建設について意見を求められ際、「中国は普通の国ではない。トランプ大統領が、普通の国として対処することはないだろう」と述べた。

(参考)http://www.voachinese.com/a/south-china-sea-20170215/3725629.html

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