海南省海口市の美蘭国際空港で15日午後1時15分ごろ、同空港発上海浦東国際空港行きの海南航空HU7319便が離陸直前、客室内に煙が充満、乗客が直ちに避難した。融氷剤が発煙したとみられる。中国新聞網が15日伝えた。
発煙は、乗客が搭乗を終えた直後に起きた。乗客は全員、搭乗待合室に避難するとともに、消防車が出動した。
空港職員によると、同便の機内を調べたところ、融氷剤がエアコンのパイプ内に入り発煙したとみられることが分かった。同便は、エアコンのパイプを清掃した後、乗客を再び搭乗させ、遅れて離陸した。