米空母艦隊南シナ海へ、中国人工島の12カイリ航行も

 米海軍専門誌「ネイビー・タイムズ」は、米国防総省関係者3人の話として、原子力空母「カール・ビンソン」を中心とする艦隊が南シナ海に向かっており、航行の自由作戦(FONOPS)を実施すると報じた。空母艦隊は、南沙(スプラトリー)諸島、西沙諸島(パラセル諸島)に中国が造成した人工島から12カイリ以内を航行する可能性がある。米政府系放送局ラジオ・フリー・アジア(RFA)が伝えた。

 米海軍幹部は「航行の自由権の行使は、関連地域での米国の影響力確保に役立つ。ただ、中国は挑発とみなすだろう」と話している。

 カール・ビンソンが南シナ海にいつ入るかは不明。計画は、トランプ大統領の承認待ちで、米新政権のアジア政策を占うものになる。

(参考)http://www.rfa.org/mandarin/Xinwen/XQL-02142017044551.html

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