1月の法定伝染病感の死者1121人、うち鳥インフル79人

 国家衛生計画生育委員会は14日、中国全土(台湾、香港、マカオを除く)で報告された今年1月の法定伝染病の状況を発表した。うち死者は1121人、鳥インフルエンザウイルス(H7N9型)が192症例、死者が79人だったことを明らかにした。

 甲類伝染病(ペスト、コレラ)の発症者、死者はなし。 鳥インフルエンザを含む乙類伝染病は24万6739症例で、死亡は1108人だった。発症例の多い上位5つはウイルス性肝炎、肺結核、梅毒、淋病、細菌性・アメーバ赤痢で、症例数の95%を占めた。

 丙類伝染病はフィラリア症の発症、死亡例の報告はないが、流行性感冒などその他は計23万5280症例、死亡13人が報告されている。発症例の多い上位3位は「その他感染性下痢」、手足口病、流行性感冒で、症例全体の92%を占めた。

(参考)http://www.nhfpc.gov.cn/jkj/s3578/201702/f1e4cfe184e44f80ae57d0954c3d5fce.shtml

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