四川省の衛生当局は14日、鳥インフルエンザウイルス(H7N9型)への2人の感染を確認したと発表した。同省の感染者は6人に増えた。中国新聞社が14日伝えた。
感染者は遂寧市の男性(60)と徳陽市の女性(48)で、ともに症状は重い。親密に接触した家族らに異常は出ていない。
同省では今年2月に初めてH7N9型の感染者を確認後、計6人となった。うち遂寧市が5人、徳陽市が1人だった。
中央政府の国家衛生計画生育委員会が事態を重視。専門家3人を遂寧市に派遣し、感染状況の調査や評価について指導を行わせている。