北京市と広東省広州市の警察は1月29日、ネット上で警察官殺害を賛美したとして、治安管理処罰法違反の疑いで、広州市内の市民を拘束した。29日付法制晩報が伝えた。 調べによると市民は、殉職警官を侮辱し、警察襲撃を扇動した疑い。
黒竜江省ハルビン市の警察官が、春節(旧正月)の連休期間に勤務中、乱闘事件の現場で暴漢に襲われ死亡した。 ハルビンの警察が公式ミニブログで警察官の殉職を伝えると、ハンドルネーム「lukehceno」の広州市民が28日、「警官を打ち殺す者は皆英雄だ」などと書き込んだ。
中央政府の公安部が直接指揮し、北京と広州の両地の警察が合同で捜査を行い、間もなく容疑者を拘束した。