マレーシア・サバ州沖で28日、観光船が沈没した事故で、中国外交部の耿爽副報道局長は30日、中国人行方不明者の捜索継続と、事故原因の真相究明を急ぐようマレーシアに要請した。中国新聞網が伝えた。
観光船は28日夜、乗客乗員31人を乗せて同州コタキナバルを出港後、ムンガルム島付近で転覆、沈没した。乗員3人除く28人が中国人観光客で、20人が救助されたが3人が死亡、5人が行方不明になっている。
外交部は、習近平国家主席と李克強首相の指示を受け、マレーシア駐在の大使館、総領事館を通じ、全力を挙げて救助活動を行うようマレーシア政府に要求した。