上海ディズニーランドで10日午後7時40分ごろ、フライトシュミレーター型アトラクション「ソアリン・オーバー・ザ・ホライズン」が故障し、乗客が30分近く空中で宙吊りになった。けが人はなかったが、高齢者や子どもが精神的なショックを受けた。寧波網が伝えた。
アトラクションでは、「ライド」と呼ばれる座席が空中に上昇後、巨大スクリーンに世界各地の風景が映写され、乗客は空中を飛んでいるような感覚が楽しめる。
乗客によると午後7時半ごろ、シートが上昇し風景の上映が開始5分後スクリーンの映像が消え、周囲が真っ暗になった後、故障を知らせるアナウンスが流れた。故障から約30分後、全員が地面に降りた。
上海ディズニーランドは、2016年6月16日の開業後、アトラクションの故障がしばしば起きている。客からは「アトラクションは毎日点検しているはずなのに、なぜ故障が頻発するのか」などと話している。
上海ディズニーランドで遊具故障、乗客が30分宙吊り
