朝鮮中央通信は11日、北朝鮮の金正恩労働党委員長が、米韓軍の「斬首作戦」(金正恩ら北朝鮮指導部への直接攻撃)に対抗し、韓国の青瓦台(大統領府)を攻撃する戦闘訓練を視察したと伝えた。聯合ニュースが伝えた。
朝鮮中央通信によると、金委員長が総参謀部作戦局直属の特殊作戦部隊の戦闘訓練を視察した。訓練は、南朝鮮の作戦地域内の特定対象物に対する攻撃方法を確認する目的で行われた。
韓国の朴大統領の親友、崔順実被告の国政関与事件で大規模なデモが起きるなど、国政混乱が続く中、北朝鮮は韓国への軍事的挑発を控えていた。朴大統領の弾劾訴追案が可決した直後の「青瓦台攻撃訓練」に韓国軍などが注目している。
(参考)