トランプ氏と蔡総統の電話、対中強硬策のシグナルか 

 トランプ米次期大統領は2日、台湾の蔡英文総統と電話した事件は、故意であれ偶然であれ、米国の対中政策が強硬化することのシグナルとの見方が広がっている。AP通信電などを引用し、米政府系放送局ラジオ・フリー・アジア(RFA)が伝えた。

 トランプ氏は、蔡総統と電話したことで、オバマ政権と中国の双方から警告を受けた。ホワイトハウスのアーネスト報道官は5日「トランプ氏のこの行動の意味ははっきりしない、オバマ政権として説明を求める」と述べた。

 6日のロイター通信によると、中国はトランプ氏と電話について、独立への動きを強める台湾の作為と疑っている。中国政府は6日、蔡総統が中南米の国家を訪問する際、米国を経由することを拒否するよう求めた。

(参考)

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