中国軍がチベット、新疆で軍備拡充、対印戦準備を強化

 カナダ発行の中国語軍事情報誌「漢和防務評論」の最新号は、インド海、空軍筋の話として、中国軍がインド北方のチベット、新疆ウイグル両自治区で軍備を大幅に強化していると伝えた。対インド作戦の準備を強化する動きとみらる。中央社が伝えた。

 中国軍は、チベット自治区ラサ飛行場で戦闘機、哨戒機などのローテーション配備を始めた。新疆ウイグル自治区コルラ市には、中距離弾道ミサイルと戦闘機を配備。ホータン地区の飛行場を大幅に拡充し、爆撃機を常駐させている。

 いずれも対インド作戦の準備を強化する動き。また、中国軍が近年実施している軍事演習のうち20%は対インド戦を想定している。中国軍はさらに、同作戦に必要な物資輸送量や自動車の数量を細かく計算しているという。

(参考)

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