中国外交部の耿爽副報道局長は21日、北京で行われた定例会見で、ミャンマー北部で起きた、少数民族武装組織と政府軍の衝突で、国境付近の中国住民1人が流れ弾で負傷したことを明らかにした。中国新聞網が21日伝えた。
副報道局長によると、武装組織と政府軍の戦闘はミャンマー北部の中国との国境付近で20日始まり、流れ弾が中国側に落下した。その際、中国の住民1人が腕にけがした。
中国政府は、ミャンマー政府に抗議するとともに、国境の付近の管理を強化した。副報道局長は、武装組織と政府軍の双方に軍事行動の停止などを呼び掛けた。