上海のヌードル・チェーンでケシの殻、店主に有罪判決

 上海市で約80店が加盟するライスヌードル・チェーンで、本部の指示でケシの殻入りの「特製スープ」が使われていたことが分かった。本部の経営者ら数人が14日までに有毒食品を販売したとして、有罪判決を受けた。新華社が伝えた。

 ライス・ヌードルチェーンは「曹琳米線」といい、本部は上海市青浦区にあり、80店は市内各所に分布していた。 本部の経営者は、ケシの殻を砕いた粉を混ぜた「特製スープ」の素とライス・ヌードルを各店に卸していた。スープの素については、客が情緒不安になる恐れがあるとして、本店が決めた配合量を守るよう指示していた。

 上海市青浦区の当局が今年4月、本部に立ち入り調査を行い、スープから麻薬成分を検出した。

 裁判所は10月、有毒食品を生産・販売した罪で、経営者に懲役3年6カ月の判決を言い渡した。加盟店の店主数人も、スープにケシの殻をが含まれていることを知りながら、客にライス・ヌードルを提供したとして、同じ罪で有罪判決を受けた。

 

(参考)http://news.k618.cn/roll/201611/t20161113_9449045.html

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