キルギス中国大使館襲撃、ウイグル人イスラム過激派の犯行か

 中央アジア・ギルギスの首都、ビシケクの中国大使館が8月30日、自爆攻撃を受けた事件で、キルギス国家安全委員会は6日、シリアで活動していたウイグル人過激派の犯行だったとの調査結果を発表した。米政府系放送局ラジオ・フリー・アジア(RFA)が伝えた。

 自爆攻撃の犯人は、タジキスタンのパスポートを持つウイグル人。シリアで活動するウイグル人のイスラム過激派「東トルキスタン・イスラム運動」が犯行を計画して資金を出し、トルコ在住のキルギス人が協力した。

 キルギス当局は、シリアで訓練を受けた、別のキルギス人の爆弾専門家を特定、指名手配した。この爆弾専門家は、中国大使館攻撃を準備し、実行の数時間前にトルコに脱出した。

 キルギス当局は自爆攻撃後、容疑者5人を高速。トルコ在住のキルギス人数人を国際指名手配した。

 自爆攻撃により、犯人を含む6人が死傷、うち大使館員3人が軽傷を負った。

 

(参考)http://www.rfa.org/mandarin/Xinwen/3-09062016123122.html

 

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