甘粛省の省都、蘭州市酒泉北段地区の甘粛省政府前で30日、車道の路面が陥没した。警察が現場に急行し、警戒に当っている。けが人はなかった。蘭州市内では23日以降、路面陥没が計6件起きたことになる。蘭州日報が8月31日伝えた。
同市では23日午後3時ごろ、繁華街「西関張掖路」の歩行街で歩道が陥没し、深さ2メートル、幅5メートル、長さ10メートルの穴が空いた。続いて25日早朝、蘭州東崗東路地区で車道が陥没し、路線バスの後部が落ち込んだ。その後、3件の陥没事故が相次いだ。
複数の専門家によると▽地下の管を埋め戻す作業が不十分だった▽地下の上下水道管が老朽化などで破損、水が漏出して空洞ができた▽最近の豪雨が誘発した――などの原因が考えられる。