量子衛星打ち上げに成功、通信の安全飛躍的に向上へ

 中国は16日午前1時40分、甘粛省の酒泉衛星発射センターで、ロケット「長征2号丁」を使い、世界初の量子科学実験衛星「墨子」の打ち上げに成功した。中国新聞社などが伝えた。
 「墨子」は、「量子情報通信」に使われる暗号技術の1つ「量子鍵配送」の実験などを行う。量子情報通信は、情報窃取が困難な安全性の高い通信手段で、欧米各国なども研究を進めている。
 衛星は600キログラム。地上500キロメートルの太陽同期軌道(SSO)に投入され、90分で地球を一周する。 専門家によると、量子衛星が軌道に投入されると「量子鍵」を地球に送信できる。「量子鍵」は解読も奪取も不可能だという。

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