中国軍制服組トップ、米中関係破壊の恐れと警告

 中国軍制服組トップの范長龍・中央軍事委員会副主席は25日、北京でライス米大統領補佐官(国家安全保障担当)と会談し、南シナ海など敏感な問題を建設的な方向でコントロールしないと、米中の軍事関係が妨害または破壊される可能性が高いと警告した。台湾中央社が伝えた。

 南シナ海の領有権を巡り、オランダ・ハーグの常設仲裁裁判所「九段線」など中国の主張を退ける判決を出した後、米中の緊張が高まっている。ライス補佐官は、判決後、北京を訪問した最高位の米高官となる。

 ライス補佐官は、中国・杭州で9月に開かれる20カ国・地域(G20)に出席するオバマ大統領の準備のため、中国を訪れた。

 習近平国家主席は25日、ライス補佐官と会談した際、米中関係の安定定期な発展を進める考えを伝えた。しかし、范副主席は、米中関係がすぐにでも緊張状態になる恐れがあるとの厳しい見方を示した。

 范副主席は、米韓が地上配備型迎撃システム「高高度防衛ミサイル」(THAAD)の韓国への配備を決めたことに対しても、中国の戦略的安全に危害を与え、朝鮮半島の緊張を高め、米中の信頼関係に深刻な影響を与えると述べた。

 

(参考)http://www.cna.com.tw/news/acn/201607260009-1.aspx

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