台湾民主進歩党(民進党)の蔡英文主席が20日、総統に就任するのを前に、中国中央テレビ局は16日、人民解放軍が中国本土南東部で上陸演習を行ったと報じた。中央社が18日伝えた。
中国国防部新聞局は18日、「演習は特定の目標を対象としたものではなく、過度な解釈は必要ない」などとコメントした。
台湾紙・自由時報によると、台湾の専門家は演習について「台湾独立勢力を脅そうとしている。ただ、演習が実際に行われたかは疑わしい」と述べた。
同局の報道によると、演習を行ったのは台湾方面を担当するとされる解放軍の第31集団軍で、歩兵、装甲車両、化学戦部隊、砲兵、水陸両用部隊などが上陸演習を行った。