山東省済南市公安局(警察)は4月25日、イスラム過激派組織「イスラム国」のウェブサイトを違法に閲覧し、戦闘場面の写真や映像をダウンロードしたとして、「反テロリズム法」違反で同市の男性を摘発し、15日間の行政拘留を命じた。反テロ法違反で個人が処罰されたのは初めて。新華社が伝えた。
調べによると男は、昨年2月から今年4月まで、イスラム国のウェブサイトに違法に接続し閲覧していた。今年4月2日~7日の6日間だけで5回閲覧し、動画映像4点を鑑賞した。
中国では、インターネット検閲システム「グレート・ファイアウォール」により特定のウェブサイトは閲覧が禁止されている。
また、広東省広州市公安局は26日、宿泊客1人の個人情報を記録しなかったとして同法違反で市内のホテルに罰金10万元(約171万円)、当直の現場責任者にも1万元の支払いを命じた。
同局によると、個人情報が漏れていた宿泊客は、テロ事件と関連があった。広州市内でテロ法違反により処罰された企業は初めて。
反テロ法は、ホテル・旅館の宿泊客に実名による届け出を義務付け、ホテルなどの経営者には、届け出の内容と身分証明書を照合するよう求めている。しかし、営利優先の姿勢のため、身分証明書などとの照合が行われていない場合が多い。
(参考)http://news.xinhuanet.com/legal/2016-04/26/c_128933081.htm