中国中央テレビ局のニュース番組「焦点訪談」は20日、外国情報機関に協力し、沖縄県尖閣諸島に関連する情報を収集した男が逮捕されたとと報じた。日本人とみられる男性に指示を受けたとされる。
ニュース番組は19日にも、極秘扱いの国家機密を漏えいした疑いで元研究機関職員の黄宇被告(41)に死刑判決が言い渡された事件について報じた。国民に対し、外国情報機関に協力しないよう警告したものとみられる。
男は2013年12月、浙江省寧波市で、尖閣諸島など東シナ海を管轄する中国海軍東海艦隊の施設で写真撮影しているところを警戒中の兵士に見つかり、まもなく拘束された。寧波市国家安全局が調べたところ、男の携帯電話から、軍港や軍事施設の写真が多数見つかった。
男は寧波市の陳威容疑者で、2008年に某国に留学後、有名企業に就職した。12年に退職してオンライン中国語教室を起業した際、「寄田」と称するビジネスマンと知り合った。
13年夏から同年末まで、「寄田」の依頼で、寧波市石浦港に停泊中の中国巡視船や、付近の軍事施設の写真と関連情報を収集。活動費として20万元を受け取っていた。