江蘇省南通市海安県の城南小学校に通う児童の保護者数十人が、隣接する化学工場による汚染で子どもが健康被害を受けたとして、19日、県政府前で抗議デモを行った。同省では常州市の中学校「常州外国語学校」で、隣接する化学工場跡地の汚染物質のために、生徒多数の健康に異常が見つかったばかり。米政府系放送局ラジオ・フリー・アジア(RFA)が伝えた。
海安県政府前では、警官隊が出動し、小競り合いの後、保護者を排除した。保護者数人が連行されたもようだ。
ネット情報によると、同小学校は、海安県の化学工業団地「海安化工園区」から約2キロと近く、児童らは日ごろ工業団地から発生する刺激臭に悩まされてきた。児童の多くが皮膚の発疹や鼻血などの症状を示している。
保護者は18日、同小学校前で集会を行った。19日に数十人が県政府に向かい、学校周辺の汚染問題の解決訴えた。ところが警察が出動して現場から排除され、警察車両に押し込まれたという。
小学校近くの飲食店の従業員は「昼も夜もひどい臭いがする。鼻血を流したり、肌のかゆみを訴える子どももいるようだ」と話している。
(参考)http://www.rfa.org/mandarin/yataibaodao/huanjing/yf3-04202016122209.html