上海上場の健康食品会社、青海春天薬用資源科技有限公司(利用本社・青海省西寧市)は30日、「極草」ブランドで販売していた生薬「冬虫夏草」から基準の4~7倍のヒ素が検出されたため、国家食品薬品監督管理局から販売停止を命じられたことを明らかにした。経済観察網などが30日伝えた。
同社の発表によると、「極草」の製造の際は医薬品の製造・品質管理基準(GMP)に従っていなかった。
同社は2010年から、各地に設立した販売会社を設立。豪華な専門販売店を開設して「極草」の販売を始めた。「冬虫夏草」粉末を錠剤に加工し、飲みやすさをアピールしていた。価格は、冬虫夏草の粉末28グラム入りが約3万元(約52万円)で、1グラム当たり市価の4倍もするという。
「極草」の人気は高く、同社は2015年1~9月に7億5000万元(約130億円)を売り上げていた。 同局によると、同社の製品は生産開始以来、ヒ素の含有量が国家基準を上回っていた。長期間服用すると、基準を超える量のヒ素が体内に蓄積される恐れが高い。