広東省スワトウ市潮陽区貴嶼鎮の住民約1万人が、ゴミ焼却施設の建設に反対し、地元政府前で11日、抗議デモを始めた。デモは15日現在も続いている。博聞社が伝えた。
貴嶼鎮は人口約20万人。同施設から最も近い「華美村」まで500メートルしか離れておらず、住民は環境汚染を心配している。
貴嶼鎮はかつて「中国の電子ゴミの都」と呼ばれ、約5000の電子スクラップのリサイクル業者がひしめき、ばい煙や廃液による深刻な汚染が10年以上続いていた。過去10年、華美村の死者のうち8割ががんだったという。
広東省の共産党委員会は2015年、リサイクル業者の整理と環境汚染対策に着手。約5000の業者を企業49社に集約した上、地元に建設した「リサイクル経済産業園」内に入居させた。