米商務省は7日、通信機器メーカー、中興通訊(ZTE)など中国企業4社が、米国の対イラン禁輸措置に違反したとして、輸出規制の対象とすると発表した。香港星島日報が伝えた。
同省によると、ZTEは米国の輸出規制法規に違反し、ダミー会社を利用して、禁輸措置の対象製品をイランに再輸出しようとした。
ZTEのサプライヤーは、米国製品を輸出する場合、輸出許可証の申請が可能だが、通常は拒否される。
ZTEは今後、米国製のソフトウエア、ハードウエアの調達が困難となり、業務が深刻な影響を受けるとみられる。
(参考)http://std.stheadline.com/breakingnews/20160307e021447.asp