大気汚染は職業病の原因、手当て支給を提言

 5日開幕した第12期全国人民代表大会(全人代=国会)で、吉林省の代表(議員)が、スモッグが原因の呼吸器疾患を職業病のリストに加え、屋外作業の労働者に手当てを支給することなどを提案した。澎湃新聞網が9日伝えた。

 吉林省を含む中国東北部は2015年11月以降、広い範囲が頻繁にスモッグに覆われ、PM2.5(微小粒子状物質)の濃度がしばしば環境基準を大幅に超過している。

 北京市でも15年12月、大気汚染で最高の「赤色警報」が初めて発令され、工場の停止や減産、工事の中止、自動車の通行規制、小中学校の休校などの対策が行われた。

 吉林省の代表によると、スモッグの中でも、清掃作業員、交通警察官、宅配便の配達員らは長時間、屋外で仕事を続けているが、現在は十分な防護や補償が行われていない。

 代表は「一定の濃度に達したら、マスクなどを配布したり、作業を停止するなど、スモッグの際の屋外作業基準を早急に定めることが必要だ」と話している。

(参考)http://www.thepaper.cn/newsDetail_forward_1441709

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