36年ぶりの最低気温を記録した上海市で24、25の両日水道管が凍結したとして修理を求める市民の水道会社への電話による修理の要請が約6500件に上った。澎湃新聞網が25日伝えた。
水道会社「上海水務集団」が開設したホットラインへの問い合わせ電話は通常1日約4000件で、ほとんどが水道料金に関するもの。両日にかかった電話は計6万5000件、うち対応したものが2万件で、うち凍結に関するものが約6500件だった。
24日午前、上海市西郊の松江区では、高層住宅多数で水道管が凍結。同日夜になっても凍結が続いたため、ボトル入り飲用水を買うなどの対応に追われた。
水道会社では、水道管が凍結した場合、ドライアーで温めるようにし、熱湯をかけることは避けるよう呼びかけている。
上海の水道管は一般に、零下3度~4度で凍結する。上海では24日、中心部で最低気温零下7.2度を記録した。今回、水道管の凍結が起きたのは旧式のアパートや郊外の住宅が多かった。
上海市の当局は23日から寒気対策を初め、給水車25台を出動ささせた。