中国大陸の寒気の南下に伴い、華北地区の汚染物質が台湾に到達し、16日は台湾全土が深刻な大気汚染となる。PM2.5(微小粒子状物質)は、台湾の4段階の基準で最高の「非常に高い」か2番目の「高い」になる見通しだ。中央社が同日伝えた。
行政院環境保護署が定めるPM2.5(微小粒子状物質)の基準は低、中、高、「非常に高い」の4段階で、1~10の等級に分かれる。16日は多くの地区で最高の10等級になる見通し。
同署は、目の痛み、せき、のどの痛みなど不快な症状を感じたら体力の消耗を避け、屋外活動を減らすよう呼び掛けている。
(参考)http://www.cna.com.tw/news/firstnews/201512165003-1.aspx