上海でも深刻大気汚染、AQI300超える

北京など華北地区に続いて、上海など華東地区でも深刻な大気汚染が起きている。上海市では15日午前6時、大気質指数(AQI)が316、PM2.5(微小粒子状物質)の濃度が150µg/m3(マイクログラム/立方メートル)を超え、小中学校が屋外活動を中止した。新華網が伝えた。

上海市の当局は同日午前、大気汚染警報では3段階で3番目の「黄色警報」を発令した。江蘇省も14日、黄色警報を発令している。

長江以南の中国南方地区では最近、多くの地方がスモッグに覆われ、安徽省の各地がスモッグ警報を発令、合肥、安慶など主要都市が「重度の大気汚染」に対する応急措置を発動した。江西省南昌市も一時、同様の応急措置を発動した。

専門家によると、華東地区のスモッグは主に、他地域の大気汚染物質によるもの。上海では近年、冬季のスモッグが増加しており、12月から1月にかけ、しばしば警報が発令されている。

(参考)http://news.xinhuanet.com/local/2015-12/15/c_1117469855.htm

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