北京地下鉄で車両故障、約1時間車内に缶詰め

北京市の地下鉄10号線で23日、信号故障のため列車1本が石榴庄駅~大紅門駅トンネル内に約1時間停車し乗客が缶詰めになった。24日付北京青年報が伝えた。

列車の乗り合わせた同紙記者によると、車内放送による停車の理由の説明はなく、停車時間が長引くにつれ、乗客の不安が高まったたほか、疲れて床にしゃがみ込む姿も見られた。

列車のエアコンは途中で止まり、暑さと息苦しさを訴える乗客が続出。男性乗客が備え付けの緊急避難用のハンマーで窓ガラスを割った。トンネル内のため、酸欠状態になった恐れがある。

列車はその後、徐行運転で大紅門駅に到着し、乗客全員が下車した。けが人はなかった。

(参考)http://news.qq.com/a/20151024/006059.htm

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