9月3日の抗日戦争・反ファッシズム戦争勝利70周年記念日に行われる大規模な軍事パレードを前に、北京市が高度の警戒態勢に入った。ラジオ・フランス・アンテルナショナル(RFI)が伝えた。
北京市中心部の東城区全域と、西城区のうち、軍事パレードが行われる長安街に近い地域では3日、ガソリンスタンドが全店閉店となる。北京首都、南苑の2空港では3日、離着陸が約3時間禁止される。北京首都空港南部には、東西方向に飛行制限区域が設定される。
その他の交通機関では、北京四恵長距離バスターミナルが1日午後2時~4日午前8時に運営を中止。地下鉄も保安検査を強化し、主要駅では武装警察官に加え、警備員1~2人を増員した。乗客は、携帯中の液体の検査が義務付けられ、ボトル水は警備員の前で飲んで見せることが求められる。
一部のホテルは、警察の要請で保安検査台を設置し、入店した宿泊客の持ち物を開け検査を行っている。東城区のエコノミーホテル「如家酒店」は、9月2日終日の休業を当局から指示された。
(参考)http://cn.rfi.fr/%E4%B8%AD%E5%9B%BD/20150829-%E9%98%85%E5%85%B5%E6%97%A5-%E5%8C%97%E4%BA%AC%E5%85%A8%E5%9F%8E%E6%88%92%E5%A4%87