中国中央テレビ局は19日、北京化工大の門宝博士の話を引用し、天津市浜海新区で起きた爆発事故の爆心地で神経ガスが検出されたと報じた。吸い込むと呼吸器や心臓が停止し死亡する恐れがあるという。報道を引用した記事はネット上から削除された。
新華社によると、現場で救援作業中の化学兵器の専門家は、現場にある化学原料をみると、神経ガスが合成される可能性はなく、中央テレビ局の報道内容は誤りだと指摘している。
天津市環境保護局の環境緊急対応チームの責任者、包景嶺氏は19日の記者会見で、現在、最大の汚染源は汚水だと述べた。包氏によると、18日、水の観測スポット40カ所のうち、18日は25カ所でシアン化物が見つかった。うち8カ所は環境基準を超えており、最大で基準値の277倍だった。
海外の中国語ニュースサイト、博聞社によると、天津市の当局は、シアン化物の中和のため全国から過酸化水素を集めている。
(参考)http://boxun.com/news/gb/china/2015/08/201508192355.shtml#.VdUb9_ntmko