中国民用航空局中南地区管理局によると、26日未明、台州(浙江省)発広州(広東省)行き深セン航空ZH9648便の機内で着陸直前、中年男が放火し、乗務員らに取り押さえられた。27日付新京報などが伝えた。
同便は26日午前0時58分、広州白雲空港に着陸。乗客95人と乗組員9人がスライダーで緊急脱出した。その際、乗客2人が軽傷を負った。
男は40~50歳。機体後部のエコノミークラスの座席に座っていたが、着陸直前、ファーストクラスに移動。持っていた新聞にライターで火を着けた。まもなく、刃渡り20センチの刃物を振り回しながら通路を歩き「動くな」などと叫んで乗客を脅迫。さらに再び新聞紙に火を着けた。まもなく乗員と乗客が協力して、男を制圧した。
専門紙・航空雑誌の王亜楠副編集長は「男はライター、刃物となどを持っていた。台州空港の安全検査に重大な漏れがある」と述べた。
専門家は、着陸直前の時間に起きており、男が取り押さえられていなければ、大惨事につながっていた恐れがあると指摘している。