台湾テーマパークで爆発事故、524人けが、日本人女性も重傷

台湾新北市のテーマパーク「八仙水上楽園」で27日夜、爆発事故があった。衛生福利部のまとめでは28日午後5時現在、524人が重軽傷を負い、43病院に運ばれ治療を受けている。

台湾・中央社などによると、日本人女性1人が重傷を負い、国泰汐止病院に運ばれた。

負傷者のうち約200人が集中治療室で治療を受中。火傷の患者が多く、移植用の皮膚が不足しているため、台湾南部から急きょ、移送を始めた。

台湾紙・聯合報によると、爆発当時は色付きの粉末を、ダンスを楽しむ来場者に吹き付ける「カラー・パーティー」と呼ばれるイベントが行われていた。

新北市政府消防局によると、粉はトウモロコシの粉末で、ステージから観客に向かい吹き付けられた際、何かの火が燃え移った。たばこの火が原因だった可能性もあるという。

ステージ下の会場では、たちまち数百人が倒れた。火傷のため震えたり、叫び声を上げたり、血を流しながら横たわっていた。けがをしなかった観客が、けが人を手当する姿もみられた。

(参考)http://www.appledaily.com.tw/realtimenews/article/local/20150628/637115

 

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