貴州・遵義の9階建てアパート崩落、死者4人に、女性救出の一幕も

貴州省遵義市紅華崗区で14日早朝起きた、レンガ・コンクリート造りの9階建てアパートの崩落事故で、死者は4人に増えた。3人がけがした。中国新聞網などが伝えた。

アパートは1994年に完成した。建物の一部が突然崩れ落ちた。崩落部分には8世帯22人が住んでいた。

事故直後、6階の1室に残った幅約10センチの床に20代女性が危うく踏みとどまり、救助隊に助け出される一幕もあった。

この女性によると、同日は朝から建物内で砂が落ちるような音がし、床が揺れていた。同居の祖母、おじ、おばの3人が様子を見ているうち、建物全体が突然崩れたという。