新疆収容施設の暴露文書、相次ぎリーク 海外に衝撃

2019年11月27日新 米公共放送ボイス・オブ・アメリカ(VOA)によると、米首都ワシントンに本部を置く、国際調査報道ジャーナリスト連合(ICIJ)は、新疆ウイグル自治区におけるウイグル族イスラム教徒の収容施設の状況を詳細に記した、中国政府の機密文書とされる資料を公開した。米紙ニューヨーク・タイムズも、中国共産党幹部がリークした同様の文書を掲載したばかり。それらに書かれた拘禁と洗脳の実態が、海外に衝撃を与えている。

 香港メディア東網によると、ICIJの公開文書について、耿爽副報道局長は26日の会見で「西側メディアは、でたらめを言って楽しみ、中国を中傷している」などと強く反発。「新疆では過去3年テロがない」などとして、治安維持の成果を協調した。

 ICIJが公開した文書は、中国当局による厳しい警備態勢が敷かれた施設内で、数十万人のイスラム教徒に対し洗脳教育が行われ、思想と言語を変える試みが行われている実態が詳しく書かれている。2017年に同自治区ナンバー2の朱海侖党委員会副書記が、施設の管理者向けに書いたとされる。専門家や情報機関筋は、文書を本物とみている。

★参考情報★

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米国など30カ国が新疆人権侵害批判 中国、強く反発
「新疆人権政策法案」、米上院が可決 中国当局者制裁も

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2019年11月27日新 米公共放送ボイス・オブ・アメリカ(VOA)によると、米首都ワシントンに本部を置く、国際調査報道ジャーナリスト連合(ICIJ)は、新疆ウイグル自治区におけるウイグル族イスラム教徒の収容施設の状況を詳細に記した、中国政府の機密文書とされる資料を公開した。米紙ニューヨーク・タイムズも、中国共産党幹部がリークした同様の文書を掲載したばかり。それらに書かれた拘禁と洗脳の実態が、海外に衝撃を与えている。

 香港メディア東網によると、ICIJの公開文書について、耿爽副報道局長は26日の会見で「西側メディアは、でたらめを言って楽しみ、中国を中傷している」などと強く反発。「新疆では過去3年テロがない」などとして、治安維持の成果を協調した。

 ICIJが公開した文書は、中国当局による厳しい警備態勢が敷かれた施設内で、数十万人のイスラム教徒に対し洗脳教育が行われ、思想と言語を変える試みが行われている実態が詳しく書かれている。2017年に同自治区ナンバー2の朱海侖党委員会副書記が、施設の管理者向けに書いたとされる。専門家や情報機関筋は、文書を本物とみている。

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