ニュースサイトの新京報網によると、海南省東方市で11日午後4時ごろ、市内の小学生43人が吐き気や頭痛の症状を訴え、病院に運ばれた。いずれも毒性のある果実「バルバドスナット」（中国名、麻風果）を食べたことによる中毒と診断された。いずれも症状は比較的軽く38人が退院、5人が入院して経過観察を受けている。
東方市教育局によると、児童の1人が通学途中、路傍に生えていたバルバドスナットを摘み、登校後、クラスメートに分けた。児童は「モモに見えた」と話している。
同局は、市内の学校関係者らを呼んで会議を開き、バルバドスナットの危険性を周知させることを決めた。また、ＳＮＳなどを通じ、児童・生徒にも関連の知識を伝える方針だ。各家庭に対しては、子どもが知らない果実を食べないよう、監督するを強めることを呼びかけた。
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