広東省東莞市の大峰山鎮で4日午後7時ごろ、鉄筋コンクリート造り4階建ての家具工場で火災が発生、消防隊が急行し消火にあたり、約3時間半後に鎮火した。地元政府によると、3人が死亡、3人がけがした。ニュースサイトの澎湃新聞が伝えた。 (写真は東網のキャプチャー)
地元政府によると、焼けたのは工場内の家具の完成品と半完成品。火の回りが極めて早く、工場周辺は濃い煙が立ち込めた。現場では出火原因の調査が行われている。
中国では工場の火災が頻発し、8月末には浙江省温州市の経済技術開発区にある発泡スチロール工場、8月初めにも、広東省清遠市内の化学品工場の倉庫から出火。7月末には遼寧省葫蘆島市で工場が爆発があり、作業員2人が死亡した。 今年3月には、江蘇省塩城市響水県の化学メーカー、江蘇天嘉宜化工有限公司の工場が爆発し78人が死亡、566人が重軽傷を負う大惨事が起きた。
★参考情報★
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●発泡スチロール工場で大規模火災 けが人情報なし 浙江
●化学工場の倉庫が爆発炎上 周辺住民約400人が避難 広東
●化学工場で爆発、従業員3人死傷 住民が一時避難 遼寧