米中が貿易交渉再開で合意 米、追加関税の見送り発表

2019年7月01日米 米国のトランプ大統領と中国の習近平国家主席は29日午前10時50分、20カ国・地域首脳会議(G20サミット)に出席のため訪れた大阪市内で会談し、貿易協議の再開で合意した。米国側は、3000億ドル分の中国製品への追加関税を先送りすることを明らかにした。米政府系放送局ラジオ・フリー・アジア(RFA)が29日伝えた。(写真はRFAのキャプチャー)

 トランプ大統領は同日午後2時半、記者会見し、当面は中国製品に対する追加関税を停止するが、中国側との交渉は継続中だと述べた。また、中国側が米国産農産品と食品を大量に輸入するとした上、既に中国側に購入を求める商品のリストを手渡したことを明らかにした。さらに、米国企業2社が通信設備・端末メーカーの華為技術(ファーウェイ)に製品を売却することを認めるとしたが、米国がカナダ当局に身柄の引き渡しを求めている、ファーウェイの孟晩舟副会長には言及しなかった。

 29日の会談には、米国側からライトハイザー米通商代表部(USTR)代表、ムニューシン財務長官、トランプ氏の長女で大統領補佐官のイバンカ氏らが出席。中国側は米中貿易協議の責任者の劉鶴副首相、王毅外相、米国駐在の崔天凱大使らが8人が会談に臨んだ。

 中国の著名金融学者、賀江兵氏は「米中の両国首脳が交渉を再開し、中国製品への追加関税を停止したことは、両国関係の改善にとり積極的な意味がある」と述べた。

★参考情報★

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米中首脳、G20で会談へ 貿易紛争の解決法探る
3000億ドル中国商品に制裁関税 米政府、G20後に判断
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2019年7月01日米 米国のトランプ大統領と中国の習近平国家主席は29日午前10時50分、20カ国・地域首脳会議(G20サミット)に出席のため訪れた大阪市内で会談し、貿易協議の再開で合意した。米国側は、3000億ドル分の中国製品への追加関税を先送りすることを明らかにした。米政府系放送局ラジオ・フリー・アジア(RFA)が29日伝えた。(写真はRFAのキャプチャー)

 トランプ大統領は同日午後2時半、記者会見し、当面は中国製品に対する追加関税を停止するが、中国側との交渉は継続中だと述べた。また、中国側が米国産農産品と食品を大量に輸入するとした上、既に中国側に購入を求める商品のリストを手渡したことを明らかにした。さらに、米国企業2社が通信設備・端末メーカーの華為技術(ファーウェイ)に製品を売却することを認めるとしたが、米国がカナダ当局に身柄の引き渡しを求めている、ファーウェイの孟晩舟副会長には言及しなかった。

 29日の会談には、米国側からライトハイザー米通商代表部(USTR)代表、ムニューシン財務長官、トランプ氏の長女で大統領補佐官のイバンカ氏らが出席。中国側は米中貿易協議の責任者の劉鶴副首相、王毅外相、米国駐在の崔天凱大使らが8人が会談に臨んだ。

 中国の著名金融学者、賀江兵氏は「米中の両国首脳が交渉を再開し、中国製品への追加関税を停止したことは、両国関係の改善にとり積極的な意味がある」と述べた。

★参考情報★

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