
複数の住民がこれまでも連名で、赤泥ダムに亀裂が生じて液体アルカリが漏れ、汚水が付近の川に流入し、深刻な環境汚染を起こしていると告発を繰り返してきた。住民の訴えをメディアが報じたため、県当局は専門チームを結成して調査を始め、省・市政府の担当者と専門家が現場に急行。赤泥ダムに問題があることを確認したという。
報道によると、住民の訴えに対し、企業側はダムは安全で廃液の漏出がないとした上、ダムの容量拡大を申請中だと説明していた。
香港メディアの東網によると、ダムは山東省の「隠れた大資産家」張学信氏の子息、張剛氏が経営する「山東信発集団」が保有している。山東信発集団は環境汚染を繰り返し、16~18年に8回の罰金支払いを命じられている。
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