米沿岸警備隊、中国周辺海域の巡回強化 海軍の負担軽減

2019年4月23日沿 米沿岸警備隊のカール・シュルツ長官はこのほど、米ワシントン・ポスト紙に対し、中国周辺海域でのパトロールを行うため、アジア太平洋方面の配備を強化したと述べた。米海軍は、ロシア、中国への対処という戦略的使命のため負担が増大している。同隊の配備強化は米海軍の負担軽減の意味があるという。米公共放送ボイス・オブ・アメリカ中国語版が21日伝えた。(写真はVOAのキャプチャー)

 米沿岸警備隊は今年1月、大型巡視船バーソルフを米カリフォルニア州の母港からアジア太平洋地区に移動した。同隊が大型巡視船をアジア太平洋地区に配備するのは初めて。3月には米海軍ミサイル駆逐艦「カーティス・ウィルバー」と台湾海峡を航行したほか、東シナ海で北朝鮮による「瀬取り」の取り締まりを行っている。

 米沿岸警備隊は国土安全保障省所属だが、バーソルフは米第7艦隊に所属している。このほか巡視船ストラットンが今年中をアジア太平洋に配備。パートナー国との合同訓練なども行う計画だ。

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