中国軍艦艇が宮古海峡通過 台湾周辺で活動活発化

2019年4月4日宮 中国軍の台湾周辺での活動が活発化している。防衛省統合幕僚監部は2日、中国軍の艦艇3隻が沖縄本島と宮古島の間の海峡を北西に向かって進むのを海上自衛隊が確認したと発表した。同部は1日、中国軍機2機が、東シナ海から沖縄本島と宮古島間を通過して太平洋を飛行したと発表した。(写真は防衛省統合幕僚監部の広報より)

 中国紙・環球時報(電子版)は2日、米国と台湾の挑発により偶発的な軍事衝突の可能性が高まっており、軍用機同士の戦いが起きれば、中国軍が台湾の軍事基地を攻撃する事態もあるとの見方を伝えた。

 米政府系放送局ラジオ・フリー・アジア(RFA)によると、米国務省のパラディーノ副報道官は2日「武力や脅迫を含め、現状を変更する一方的な行動はいかなるものであれ、米国は反対する」と述べ、中国の動きをけん制した。

 セント・トーマス大学の葉耀元助教は「米国が表明している台湾防衛の決意はかなり強硬なもの。現在の米政権がタカ派で、中国の動きに不安と不満を感じているたことが背景にある」と述べた。

★参考情報★

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中国軍機の沖縄本島・宮古島間飛行相次ぐ

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