警察施設を自爆攻撃 容疑者死亡、警官ら3人けが 瀋陽

2019年3月29日爆 遼寧省瀋陽市和平区の瀋陽市公安局(警察)交通警察局の出先機関の庁舎で28日午後1時50分ごろ、1階ホールで火の手が上がった後、手製とみられる爆弾が破裂した。容疑者は死亡、警察官2人と居合わせた市民1人がけがした。北京青年報(電子版)が同日伝えた。(写真はRFAのキャプチャー)

 現場は同市中心部で、瀋陽駅の向かい。出先機関の庁舎の各階のガラスが割れ、周辺では濃い煙が立ち込めた。

 瀋陽市公安局は同紙に対し「事件が事故か爆発かについては、死傷者の状況については明らかにできない」と述べた。 目撃者は爆発音が聞こえた後、現場に消防車4台と救急車が到着した。腕にけがをした警察の制服姿の女性が、呆然としていた」と話している。

 中国では昨年8月にも、四川省眉山市で、男が警察派出所に車で突入した後、警察官らを刃物で襲い、警察官2人を殺害、住民4人にけがを負わせる事件が起きた。

 米政府系放送局ラジオ・フリー・アジア(RFA)によると、中国では2008年、北京の男は上海の警察を刃物で襲い、警察官6人を殺害した事件があった。男は前年、自転車窃盗の濡れ衣を着せられ、暴力的な取り調べを受けたことを恨んでいた。

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