製紙工場で9人が有毒ガスに中毒 7人死亡、2人けが 広東

 2019年2月18日貿ニュースサイトの南方網によると、広東省東莞市中堂鎮の消防隊は15日午後11時23分ごろ、地元の製紙工場、双洲紙業有限公司の工場内で有毒ガスが漏れ、従業員9人が汚水槽内で倒れたと通報があった。消防や警察などが急行して9人を救助したが、7人が死亡、2人がけがした。(写真は東網のキャプチャー)

 東莞市の党・政府は事態を重視。幹部が駆けつけて応急措置を指揮したほか、事故処理チームを結成して事故原因の調査を始めた。工場の責任者は拘束され、取り調べを受けている。

 別のニュースサイトの紅星新聞によると、隣接する自動車工場の従業員は「異音や異臭はなかった。周辺は工場ばかりで、民家はない」と話している。

 同社は2002年に発足、従業員は800人。工場がある中堂鎮は、広東省から製紙工業の重要拠点に指定されている。

★参考情報★

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