ファーウェイの5G製品導入は危険 独情報機関が結論

 2019年2月1日独ドイツの情報機関、連邦情報局(BND)筋はこのほど、同国の国際公共放送ドイチェ・ベレ(DW)に対し、中国の華為技術(華為、ファーウェイ)の製品をドイツの第5世代モバイルネットワーク(5G)構築に導入することは危険との認識でBNDは一致したと述べた。(写真派DWのキャプチャー)

 同筋によると、BNDはこれまでのところ、ファーウェイの製品からバックドアを見つけていないが、ハードウエア内のソフトウエアをアップグレードするたびに設置される恐れがある。移動通信ネットワークは基幹となる通信インフラであり、BNDは特別な防衛が必要と結論付けた。既にあらゆる会合で、政府関係者らに非公式に同様の懸念を伝えているという。

 シンドラー前BND長官はDWに対し「通信設備の納入者は、誰でも盗聴や通信傍受の能力を持つ。安全措置によりリスクは最小限にできるが、なくならない」と述べた。

 香港メディア、東網によると、米国のソンドランド駐欧州連合(EU)大使は1月31日、ブリュッセルで行われたイベントに出席した際、「市民はファーウェイ製品の使用をやめ、西側の製品に変えるべきだ」と述べた。

 ソンドランド大使は、ファーウェイ製品のリスクについて尋ねられたのに対し「多くの証拠があるが、大部分は機密事項だ」と語った。

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