
警察によると、同社は2017年1月から18年10月まで、鍋料理チェーン「老玩火鍋」と共謀。自貢市内の6店舗から廃棄食用油計約130トンを回収。鍋料理の調味料に再加工し、再び同じチェーンの6店に販売し、100万元(約1600万円)以上の利益を得ていたという。
警察は偶然のきっかけで事件の端緒をつかみ、昨年6、7月、同じワゴン車が、同社工場と老玩火鍋の店舗間を頻繁に行き来しているのを突き止めた。昨年、11月、工場の捜索に踏み切り、回収した大量の廃油、調味料の半製品、「老玩火鍋」のロゴ入りの製品を押収。四川留歩食品と老玩火鍋のオーナーらを拘束した。両社のオーナーは夫婦だった。
警察によると、「老玩火鍋」の廃油は規則により、専門会社が回収して処理することになっていた。しかし、実際には専門会社に引き渡したのは廃油の一部。大部分は再加工して販売し、暴利を得ていたという。
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