春節の特別輸送体制始まる 全国で30億人が移動 広東はドローンで警戒

 2019年1月22日春中国で21日、春節(旧正月)を中心とする特別輸送体制「春運」がスタートした。今年の「春運」は3月1日までの計40日で、この間に約30億人が移動するとみられている。香港紙・星島日報(電子版)が同日伝えた。(写真は星島日報のキャプチャー)

 国有鉄道会社の中国鉄路総公司によると、約30億人のうち、鉄道利用客は前年同期比8.3%増の延べ4億1300万人となる見通し。1日当たり1033万人を輸送する。交通運輸省によると、春運期間中の道路交通量は前年同期比6~7%増、航空機の輸送旅客数は7300万人で前年同期比12%増の見通しだ。

 中国紙・新京報(電子版)によると、春節連休中、北京市の行楽の人出のピークは春節前が2月1日、春節後は10、20の両日と見込まれる。北京への帰京のピークは11日と予想されている。

 香港メディア東網によると、出稼ぎ労働者が多い広東省では公安庁(警察)が21日から、「春運」の特別警戒態勢を始動。省内13市にドローンを配備。交通事故処理や交通渋滞防止、雑踏の監視などに当たらせる。

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