
同筋によると、米携帯3位のT-モバイルが開発したスマートフォンの品質管理ロボット「タッピー」に関連する技術が窃取されたとみられる。T-モバイルはファーウェイに対し、民事訴訟も起こしている。
ファーウェイの広報担当者はコメントを拒否した。ただ、同社はT-モバイルに関し、従業員2人に不適切な行為があったことを認めた。
米当局は2018年11月、企業秘密窃取の疑いで中国半導体メーカーの福建晋華集成電路有限公司を起訴した。米司法長官はその際、中国による米企業の技術情報窃取を標的とした取り締まりを進めていることを宣言している。
福建晋華は、中国当局が57億ドルを支援。中国に世界的な半導体産業を確立するための重要部分。ただ、米当局の起訴と制裁が致命的な打撃を与えたという。