
金湖県政府は11日、使用期限が過ぎた小児まひ用の経口ワクチンを昨年12月、子ども145人が服用したと発表した。同政府は、担当部門の職務怠慢と管理不行き届きが原因として調査を始めたことを明らかにした。
中国では昨年7月にも、大手製薬会社が狂犬病ワクチンのデータを改ざんしたり、品質基準に達しないジフテリア・百日咳・破傷風の三種混合ワクチンを生産し全国で販売していたことが判明。各地で父母らの抗議活動が起きた。
中国では経済成長に伴う中産階級が拡大する中、食品の安全、大気汚染と並んで、医療・公衆衛生への関心が高まっている。特に子ども1人の世帯が多数を占める中、ワクチンの安全性には特に敏感だ。
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